出産後、心待ちにしていた結婚式が2回延期に。新婦は不安と心配であきらめかけたが、新郎はひるまずリード。「『僕が先に生まれたから結婚式を挙げられなかったの？』と将来息子に思わせたくない。大切な人に感謝を伝え、幸せをシェアし絆を深める……本質にこだわった式を挙げたい気持ちがより強まりました」。万全を期した会場の対策やゲストの応援で新婦も前向きに。そして息子2歳の誕生日、三角屋根が可愛い会場の庭に、新郎が手作りした席次フラッグがはためき「人生最大のホームパーティ」が幕を開けた。
木のぬくもりに包まれた礼拝堂の挙式では、新郎新婦が自分の親に感謝の手紙を。息子を抱っこしながら、思わず涙する新郎にゲストも感情移入。挙式後は生演奏が流れるガーデンで心ときめくカクテルパーティを。庭に続くパーティ会場もたっぷりの緑で飾られ、家でもてなすようなくつろいだ時間に。お色直し後はギフトマルシェのサプライズでガーデンに誘い爽やかなデザートタイムを満喫。2歳の誕生祝いも温かく和やかに。「僕が一番幸せです」と感謝を述べる新郎の横で、新婦も最高の笑顔。「こんな結婚式、初めて」と驚き、喜ぶゲストの言葉が、最高の賛辞となった。