【結婚式レポートin名古屋】
大切な人たちと過ごす スイートルームウエディング
もっとも身近で大切な人たちに誓った人前式
「家族や親族に見守られて行ったスイートルームでの人前式。ケーキへの署名やリングリレーなど、ゲストが参加する演出も織り交ぜ、温もりのあるセレモニーに。「ふたりのことをずっと見てきてくれた人たちの前で誓いを立てられて嬉しかったです」と新婦。
アンティークテイストのデコレーション
ゲストをもてなすために力を入れた会場装飾。イメージは、「エレガントでアンティーク」な雰囲気。テーマカラーは、「パープル&ゴールド」と決めて準備を進めた。プランナーやフローリストと打ち合わせを重ねて完成した会場は、ひと目見て「ここに住みたい!」と思ったほど理想通りのものでした。
ゲストへの感謝をさまざまな形で
ゲストに感謝を伝えたいと、ふたりはおもてなし役に。挙式前のお出迎えに始まり、ふれあいを大切にしたプログラムや、上質な料理やサービスを用意。クライマックスは、ふたりが内緒で計画した演奏会。新婦がかつてコンクールで演奏したという思い出の曲をふたりで奏で、ゲストに楽しんでもらった。
「自宅に招いたようなパーティをしたい」と、スイートルームでの結婚式を叶えたふたり。親族や友人とふれあい、思い出話に花を咲かせたひとときは、「ふたりの人生を凝縮したような」濃密な時間だった。
Bride & Groom Profile
愛知県名古屋市在住
新郎Tさん
新婦Mさん
出会いは、2015年にそれぞれの友人と出掛けたコンサート。音楽や旅行など共通の趣味も多く、交際が始まりました。もっとも身近で大切な人たちと同じ時間を共有したいと、親族中心の少人数ウエディングに。
- 会場
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名古屋東急ホテル(愛知県名古屋市)
- 挙式日
- 2019年3月24日
- ゲスト数
- 41名
テーブルを囲んだスタイルで挙式を実施。ゲストとの距離が近く、「祝福の気持ちが伝わってきました」とふたり。両家の親の席は、新郎新婦それぞれの一番近くに。
挙式の始まりは母のベールダウン。言葉は交わしませんでしたが、母の目が潤んでいるのを見て新婦も涙が込み上げてきました。
結婚証明書にもなったブック形のウエディングケーキは、パティシエにイメージを伝えて作ってもらったもの。
ゲストの代表8人にチョコペンでサインをしてもらいました。最後に新郎新婦が署名をすると列席者から大きな拍手が。
リングリレーで新郎新婦の元に運ばれた結婚指輪。ゲストが参加する演出を取り入れたおかげで、笑みがこぼれる和やかな雰囲気に。
装花はもちろん、テーブルクロスやランナー、食器など細部にまでこだわって選んだスイートルームのコーディネート。ゲストにも大好評でした。
テーブルの装飾には私物も織り交ぜて。アンティーク調の宝箱や小物、古書などをちりばめて夢のある空間に。
[左] 席札は、海外のアーティストにオーダーしたゴールドのネームプレート。新婦が手作りしたコサージュはゲストへの贈り物。
[右] 大好きなプロテアの花をメインに、テーマカラーのパープル・ゴールド系の花材を取り入れたブーケ。会場装花とも雰囲気を合わせて演出しました。
エントランスには、ウエルカムフラワーとふたりの趣味であるギターとバレエのアイテムをディスプレイ。婚約記念品として互いに贈り合った時計も飾りました。
披露宴では、新郎が愛用のギターをお披露目する場面も。歓談中心のプログラムということもあり、ふたりもゲストも自然体で楽しみました。
披露宴の終盤にゲストが案内されたのはチャペル。扉を開けると中座したはずの新郎新婦が! ふたりからの演奏のプレゼントにゲストは驚きつつ大感激。
スイートルーム内での結婚式だったので、ふたりが入り口に立ち、ゲストをお出迎え。この日初めてふたりの晴れ姿を見た両家のお母様たちは、感激して涙を浮かべていました。
おいしい料理を味わってもらいたくて吟味したフレンチのコース。スイートルーム隣接の部屋からできたての料理をサーブしてもらいました。
プロフィールブックは、新婦が手作りした16ページの大作。ふたりのプロフィールのほか、前撮りとハネムーンを兼ねて訪れたウユニ塩湖での写真も掲載。
親族との披露宴後、同じスイートルームで友人とのパーティを実施。ケーキセレモニーやゲーム、メモリアルムービーの観賞など、和やかな時間を過ごしました。
友人ゲストにはスイーツビュッフェでおもてなし。自宅にお招きしたようにリラックスしておしゃべりや撮影を楽しみました。