幸せ応援地域プロジェクト

40日間イメトレ!
地元の和婚から上空の祝宴へ

お金がかかる結婚式は挙げない予定でしたが、新郎のお父様が背中を押してくれたとか。実は新婦は白無垢の花嫁に憧れが。40日前から寝る前に当日をイメージトレーニングし、緊張から眠れなかった日も。さぁ迎えた本番は……!

Bride & Groom Profile

黒川 悠輝さん&愛さん

狩猟が趣味の新郎は料理が得意で、冬の食卓はジビエ料理が続くそう。新婦は新郎のお母様から誘われた社交ダンスに夢中。母娘がダンスのおけいこ帰りに立ち寄ってよく食事していたのが、この披露宴会場でした。

会場 挙式会場:鳥越神社
(東京都台東区)
披露宴会場:XEX TOKYO
(東京都千代田区)
挙式日 2019年2月10日
ゲスト数 48名
  • 当日のタイムスケジュール

    11:00
    • 挙式
    13:30
    • 披露宴開宴、ウエルカムスピーチ
    • プロフィール紹介
    • プロフィール映像上映
    • 水合わせの儀
    14:20
    • 新婦、恩師と中座
    • 新郎、母と中座
    14:45
    • 再入場し、ゲストとピザ作り
    • 各卓フォトラウンド
    • ガータートス/ブーケトス
    15:45
    • 花嫁の手紙
    • 新郎父謝辞、新郎謝辞
    • 退場、お見送り

POINT1実は憧れ“和婚”

舞台は、新郎家から徒歩1分の氏神様

いざ結婚式を挙げるとなったら、一番に叶えたかったのは白無垢に文金高島田。
おのずと神前式を選び、新郎家から徒歩1分の氏神様で挙げることにしました。
当日は、新婦のふるさとがある九州や、新郎友人が暮らす北海道など、
全国各地から大好きな人たちが祝福に駆け付けてくれました。

「世界一のお嫁ちゃん」と迎え入れてくれた新郎のお母様が、「お人形さんみたい」と目に涙を浮かべて紅を差してくれました。

1370年もの歴史ある氏神様で式を執り行い、記念撮影。新郎家の初詣は毎年こちらへ。新郎のお父様にとっては、血湧き肉躍る“鳥越まつり”の本陣でもあります。

普段は何も言わない新郎のお父様が「結婚式は挙げたほうがいい」と、勧めてくれたとか。その義理のお父様とお母様が、愛さんの花嫁姿を嬉しそうに見て迎えてくれました。

冬晴れの2月、鳥のさえずりが聞こえてくるのどかな境内で。赤が差し色の白無垢姿になった愛さんは「嬉しくて、嬉しくて」。

披露宴で行った水合わせの儀。新郎家の水は大学・大学院時代からなじみ深い丹沢のヤビツ峠から。新婦家の水は熊本から、バイクにふたり乗りをして調達しました。

POINT2上空はドラマチック

東京の絶景を眺めながら過ごす時間

披露宴は雰囲気をガラッと変えて、東京駅直結、ビルの最上階にあるイタリアンレストランで♪
上空からの東京の絶景は、遠方から参列してくれたゲストへのおもてなし。
そこでは友人たちとピザを焼いたり、ガータートスセレモニーに色めき立ったり。
涙のシーンもあり、ドラマチック!

会場にはイタリア直送の窯があり、友人たちを指名してピザ作りに挑戦。生地を延ばし、ソースを塗って、具材をのせたら熱々の窯の中へ!

新婦自宅のお隣だった幼なじみが、愛さんとやりとりしていた交換日記を持ってきてくれました。悠輝さんも興味津々、みんなで懐かしいノートを囲んで大笑い!

「東京の青空が近くに感じる会場だから」と、デルフィニウムなど爽やかなブルーの花で飾りました。

0歳から母がいない愛さんにとって、高校の恩師は「母のよう」。今でもクリスマスプレゼントを贈り合うそう。エスコート役に指名された先生には喜びの涙が。

会場はガラス張りの壁から眼下に東京駅、空に向かってそびえるビル群と緑に覆われた皇居を一望でき、特に遠方からのゲストに喜ばれました。

お父様とはここ数年、溝ができてしまい、式にも呼ばない予定でしたが、プランナーから勧められた花嫁の手紙を機に声掛けを。胸の内の感謝を伝えて無事に仲直り。

欧米スタイルで、新郎が新婦のスカートの中に入ってサムシングブルーのガーターベルトを取り、新郎友人に幸せのトス! 色めき立って大盛り上がり!!

POINT3愛情レベルお披露目

プロフィールを兼ねたウエディングアイテム

大きく包み込んでくれる新郎は、新婦にとって癒やしの存在。
「ゆるキャラみたい」とニッコリ。一方、新郎は新婦の素直な心に惹かれたとか。
会場には、そんなふたりの“愛”を感じられるアイテムがいろいろ。

「ずっと一緒にいたい」と新郎グッズを作ってしまった愛さん。マグカップや携帯電話のケースにも悠輝さんの顔写真。カレンダーまで作ってみんなにお披露目。

ふたりの趣味はバイク。新郎はさらに狩猟も。そんなふたりの好きなものを、ウエルカムボードにシックにまとめました。

愛車と一緒に近所で前撮りしたショットをパネルにして、会場に飾りました。

前撮り写真の足元には、新郎母が大切に保管していた悠輝さんの可愛い靴と、愛さんの靴を並べて。親の愛情も伝わるほっこり空間に。