幸せ応援地域プロジェクト

牧場を舞台に仲間と作った
アウトドアウエディング

山々に抱かれた牧場。そのひときわ高い丘に突如現れたカラフルなバルーンやガーランドの装飾。これらはバーベキュー好きな新郎新婦と仲間が手作りしたもの。発端は「ふたりに絆を贈りたい」という友人の思いでした。

Bride & Groom Profile

遠藤 司さん&海帆さん

出会いは気仙沼バーベキュー協会。バーベキューの全国イベントで優勝したのを機にグッと距離を縮めました。ふたりのデートもアウトドアがメイン。

会場 モーランド
(宮城県)
挙式日 2019年6月1日
ゲスト数 120名
  • 当日のタイムスケジュール

    12:00
    • 人前式
    • バルーンリリース 写真撮影
    13:00
    • パーティスタート
    • 新郎、姪・甥による乾杯
    13:35
    • 友人余興
    • お寿司の実演
    • お色直し
    14:25
    • 馬車に乗って再入場
    • 友人スピーチ
    • バーベキューサーブ
    15:15
    • ケーキ入刀・ファーストバイト
    • ケーキサーブ
    • フレイディさんパフォーマンス
    • 花嫁の手紙
    • 謝辞
    16:05
    • お開き
    • 送賓

POINT1アウトドア演出

雄大な自然の中で、皆の心も解き放たれて

地元のバーベキュー協会で出会ったふたりのために、その仲間達が結婚式を企画。
テーマはもちろん、仲間みんなが大好きなアウトドア。
大自然に囲まれた自由な時間をみんなで満喫できるよう、
馴染み深い地元の牧場の広場に、一日だけの特設会場が誕生しました。

どんな装飾にも負けない、雄大な山並みがふたりの背景。記念写真はどれもベストショット!

会場は小高い丘の上。ふたりの入場は車がひく馬車で。ドレス姿でも移動が楽なうえ、ゲストへのインパクトも大!

挙式スペースにずらりと並んだアウトドアチェア。挙式後はゲストが各自テーブルへ持参して式後は引出物に。

繊細な装花もいいけれど、大自然の中ならフルーツがナチュラルで可愛い! テーブル装飾はパイナップルやレモンをアレンジしました。

メインディッシュは、もちろんバーベキューのお肉。 じっくり時間をかけて焼き上げる様子と香ばしい香りに、みんなワクワク!

坂を上りきった瞬間、カラフルに飾った会場が広がり、「わー!」と歓声が。みんなが広いスペースを自由に動き、子どもたちは野花を摘んだり、駆け回ったり。

POINT2仲間との手作り

企画、会場設営、手配も全部自分たちで

最初に計画を持ちかけたのは、バーベキュー協会代表の小野寺さん。
自分たちで一から作りたい、そんな提案に、最初は「不安しかなかった」というふたりでしたが、
元来「面白いことが好き」という気質。
いつのまにか仲間と共に準備を楽しんでいました。当日も朝から仲間みんなで会場設営!

バージンロードは、ふたりの歴史を手書き文字や写真で表現したアイルランナー。ゲストは、手作りのリボンワンズを片手に、ふたりの結婚を祝福しました。

牛や羊が草を食べるのどかな光景のなか、結婚式の最初の目印となったのが、クラシカルなアメリカ車に缶を飾ったブライダルカー。

ウエディングケーキはカップケーキタワー。新郎の仕事に関連づけてショベルカーのおもちゃでファーストバイトしたあとは、ふたりからゲストへサーブ。

ふたりの結婚式をイメージしたミニチュアで作ったリングピロー。結婚式のために特注したガーランドのミニサイズもあしらってリアルに表現。

牛たちや愛車と撮影した前撮り写真をたっぷり紹介したプロフィールパンフレット。デザインのモチーフは装飾とリンクしたフルーツ。

結婚式を主催した友人・小野寺さんの本業は畜産農家。「仲間や地域の絆を形にして、ふたりに贈りたかった」とスピーチし、ふたりに思いを伝えました。

POINT3地域とのつながり

料理、ドリンク、演出。縁ある人々が大活躍

手作りの結婚式に欠かせなかったのは、ケータリング店やバー、寿司店などの地元の人々。
そして、震災復興などで縁ができた、ウエディング専攻の学生やパーフォーマーの協力。
縁ある人と作り上げた時間は、準備も含めてふたりの大切な思い出になりました。

新郎はアイルランナーを進みながら入場。ゲストからバラを一輪ずつ受け取り、ブーケにして新婦へ。みんなが参加できるシーンをたくさん用意しました。

地元のバー2店舗がお店オリジナルを含むドリンクを提供。この日の会場「モーランド」のミルクを使用した特製カクテルも登場しました。

新郎のお色直しは、幼馴染の友人たちによる騎馬スタイル。「わっしょいわっしょい」と、広いスペースを縦横無尽に動き回って、大盛り上がり!

お肉は製材所に頼んで作った気仙沼の木のプレートに。サーブを担当したのは、友人の結婚式でも協力してくれた西武文理大の学生やOGのみなさん。

全国に名をとどろかせる地元寿司店が、ライブキッチンで紅白のお寿司を握ってくれました。気仙沼でしか食べられないメカジキの握りも!

震災後に何度も気仙沼を訪れて、物まねパフォーマンスで地域の人たちを楽しませてきたフレイディさんが、ふたりのために熱演。爆笑と歓声で会場が一体に!