幸せ応援地域プロジェクト

“デニム紫陽花”が咲いた
カジュアルウエディング

家族でバリ婚を挙げたふたりは、祖父母や友人に結婚報告をしたくてパーティを開催することに。でも実は心配事が。「わざわざ自分たちのために来てもらうのは負担かも!?」と。さて、その一日は……。

Bride & Groom Profile

冨沢 大地さん & 美里さん

2017年1月28日の婚姻届提出からウエディングイベントなどに参加し、そこで出会ったプランナーと“新しい形のウエディング”を計画してきたふたり。昨年9月にバリ婚。約8カ月後にこの日を迎えました。

会場 CARESS
(東京都港区)
挙式日 2019年5月18日
ゲスト数 75名
  • 当日のタイムスケジュール

    12:30
    • パーティ開宴
    • ウエルカムスピーチ
    • 家族にバリ婚についてインタビュー
    12:45
    • ゲストとふたりでケーキデコレーション
    • ケーキセレモニー
    12:55
    • 新郎先輩による乾杯スピーチ
    13:30
    • 新婦、祖父と中座
    • 新郎、妹と中座
    • バリ婚の上映
    • 3曲生演奏し、ゲストが再入場曲を選ぶ
    14:00
    • 再入場
    • バリ婚の上映
    • 新郎弟スピーチ
    • ゲストインタビュー
    14:25
    • デザートビュッフェ
    • サンキュースピーチ、退場
    15:20
    • ビーチで集合写真撮影

POINT1素のままリラックス

潮風が抜ける都会の非日常

海外のように、素のままにリラックスしたカジュアルパーティにしたいと念入りに準備。
会場はお台場のオープンエアのイタリアン。ゲストにはロングケーキにトッピングをしてもらったり、ふたりの思い出深い3曲を演奏し、ゲストの拍手の数で再入場曲を決めたり。
みんなが楽しめる工夫をちりばめました。

潮風抜ける会場。「カジュアルを目指したけれど、友達はパーティなんて慣れてないから楽しめる?」と心配していた新郎でしたが、序盤からみんな笑顔でひと安心。

華やかな前菜が供されると、ゲストは感嘆の声を上げてカメラでパシャ。ふたりはクリスマスなどに訪れこの前菜に遭遇。このおいしさをみんなに味わってもらいたかったのだとか。

ロングケーキの登場に会場が沸き、指名を受けたゲストたちがワイワイ自由にトッピング。さらにふたりがソースドリップして完成!

再入場する直前、会場では3曲のサビだけを生演奏。ゲストの拍手の大きさで再入場の1曲を選ぶと、ノリノリの手拍手でふたりを迎え入れました。

ふたりは高砂席を離れて、それぞれにゲストとおしゃべりしたり、写真を撮ったり。「もう自由すぎ(笑)」と友達も嬉しそう。

パーティで提供されたパンは大人気。朝の焼きたてを引き菓子にすると、「わっ、このパンおいしいよね!」とお見送りの際も喜ばれました。

お開き後はビーチまで歩いて行って、レインボーブリッジを背景に記念撮影。みんなの笑顔がはじけて宝物の一枚に!

POINT2スタイルを極める

表情の違う白ドレスに手作りブーケ

パーティ前半は、バリ婚でファーストミートした白ドレスを披露。
2着目は違うスタイルの白ドレスに。どちらも何軒も試着をして悩んだ末に選び抜いたデザイン。
ヘアスタイルや小物も直前まで試行錯誤して、ブーケは2つとも手作りしました。

理想のシルエットを求めて海外のドレスを購入、パニエを変えてお気に入りのラインを楽みました。ヘアスタイルはギブソンタックに。タキシードもオーダーしました。

6月生まれの新婦は「紫陽花が好き」。自ら束ねて、リボンではなくふんわり幅広のオーガンジーを結んで愛らしいブーケに。

ペプラムが美しい2着目には、デニム製の紫陽花にカラーを組み合わせたブーケを。シンプルだけど個性的なデザインは、試行錯誤の末に完成しました。

ポニーテールのシルエットにこだわって髪飾りは無し。バリ婚でも着けた大きなイヤリングを揺らして♪ キリリと美しいモードスタイルにゲストもうっとり。

お開き後、新婦を先頭にゲストたちもビーチへ。スレンダーなドレスが潮風に揺れて心地よさそう。

POINT3家族とつくる結婚式

“感動バリ婚”を写真・映像・生声で披露

家族水入らずのバリ婚は全員が涙して、「夢のよう」と新婦のお母様。
そんな挙式の様子を写真や映像で招待客にお披露目。
お台場で開いたこのパーティでも、家族はアイテム作りに奮闘し、
みんなでウエディングをつくり上げました。

白浜でのサンセットウエディング、南十字星を眺めながらのビーチパーティの様子など、バリ婚の写真はドラマチックでみんな興味津々!

一人一人がふたりにメッセージを伝えたバリ婚は、厳格な新郎のお父様を始め全員がまさかの涙だったそう。その様子を振り返る映像に親族も盛り上がりました。

問屋街で見つけたデニムの紫陽花が、会場を彩りました。DIYが得意な新郎のお父様のハンドメイドのオブジェもあしらって。

新郎の弟さんはデニムが大好き。弟を中心に新郎家で作ったウエルカムボードは、意図せずデニム紫陽花とコーデ。エスコートカードは、白枠のボードも新婦の手作り。

一番に花嫁姿を見てもらいたかった祖父母と一緒に。90歳を超えるおじい様がマイクを取って「孫が可愛くてね。会うたびに嬉しいんです」と語る場面も。

「結婚式の準備は一緒にさせてもらって楽しくて。今日はふたりとも友人に恵まれたんだなと思いました」との新郎のお母様の言葉に、新婦の目から涙が溢れていました。