“デニム紫陽花”が咲いた
カジュアルウエディング
家族でバリ婚を挙げたふたりは、祖父母や友人に結婚報告をしたくてパーティを開催することに。でも実は心配事が。「わざわざ自分たちのために来てもらうのは負担かも!?」と。さて、その一日は……。
Bride & Groom Profile
会場 | CARESS (東京都港区) |
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挙式日 | 2019年5月18日 |
ゲスト数 | 75名 |
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当日のタイムスケジュール
12:30 - パーティ開宴
- ウエルカムスピーチ
- 家族にバリ婚についてインタビュー
12:45 - ゲストとふたりでケーキデコレーション
- ケーキセレモニー
12:55 - 新郎先輩による乾杯スピーチ
13:30 - 新婦、祖父と中座
- 新郎、妹と中座
- バリ婚の上映
- 3曲生演奏し、ゲストが再入場曲を選ぶ
14:00 - 再入場
- バリ婚の上映
- 新郎弟スピーチ
- ゲストインタビュー
14:25 - デザートビュッフェ
- サンキュースピーチ、退場
15:20 - ビーチで集合写真撮影
POINT1素のままリラックス
潮風が抜ける都会の非日常
海外のように、素のままにリラックスしたカジュアルパーティにしたいと念入りに準備。
会場はお台場のオープンエアのイタリアン。ゲストにはロングケーキにトッピングをしてもらったり、ふたりの思い出深い3曲を演奏し、ゲストの拍手の数で再入場曲を決めたり。
みんなが楽しめる工夫をちりばめました。
潮風抜ける会場。「カジュアルを目指したけれど、友達はパーティなんて慣れてないから楽しめる?」と心配していた新郎でしたが、序盤からみんな笑顔でひと安心。
華やかな前菜が供されると、ゲストは感嘆の声を上げてカメラでパシャ。ふたりはクリスマスなどに訪れこの前菜に遭遇。このおいしさをみんなに味わってもらいたかったのだとか。
ロングケーキの登場に会場が沸き、指名を受けたゲストたちがワイワイ自由にトッピング。さらにふたりがソースドリップして完成!
再入場する直前、会場では3曲のサビだけを生演奏。ゲストの拍手の大きさで再入場の1曲を選ぶと、ノリノリの手拍手でふたりを迎え入れました。
ふたりは高砂席を離れて、それぞれにゲストとおしゃべりしたり、写真を撮ったり。「もう自由すぎ(笑)」と友達も嬉しそう。
パーティで提供されたパンは大人気。朝の焼きたてを引き菓子にすると、「わっ、このパンおいしいよね!」とお見送りの際も喜ばれました。
お開き後はビーチまで歩いて行って、レインボーブリッジを背景に記念撮影。みんなの笑顔がはじけて宝物の一枚に!
POINT2スタイルを極める
表情の違う白ドレスに手作りブーケ
パーティ前半は、バリ婚でファーストミートした白ドレスを披露。
2着目は違うスタイルの白ドレスに。どちらも何軒も試着をして悩んだ末に選び抜いたデザイン。
ヘアスタイルや小物も直前まで試行錯誤して、ブーケは2つとも手作りしました。
理想のシルエットを求めて海外のドレスを購入、パニエを変えてお気に入りのラインを楽みました。ヘアスタイルはギブソンタックに。タキシードもオーダーしました。
6月生まれの新婦は「紫陽花が好き」。自ら束ねて、リボンではなくふんわり幅広のオーガンジーを結んで愛らしいブーケに。
ペプラムが美しい2着目には、デニム製の紫陽花にカラーを組み合わせたブーケを。シンプルだけど個性的なデザインは、試行錯誤の末に完成しました。
ポニーテールのシルエットにこだわって髪飾りは無し。バリ婚でも着けた大きなイヤリングを揺らして♪ キリリと美しいモードスタイルにゲストもうっとり。
お開き後、新婦を先頭にゲストたちもビーチへ。スレンダーなドレスが潮風に揺れて心地よさそう。
POINT3家族とつくる結婚式
“感動バリ婚”を写真・映像・生声で披露
家族水入らずのバリ婚は全員が涙して、「夢のよう」と新婦のお母様。
そんな挙式の様子を写真や映像で招待客にお披露目。
お台場で開いたこのパーティでも、家族はアイテム作りに奮闘し、
みんなでウエディングをつくり上げました。
白浜でのサンセットウエディング、南十字星を眺めながらのビーチパーティの様子など、バリ婚の写真はドラマチックでみんな興味津々!
一人一人がふたりにメッセージを伝えたバリ婚は、厳格な新郎のお父様を始め全員がまさかの涙だったそう。その様子を振り返る映像に親族も盛り上がりました。
問屋街で見つけたデニムの紫陽花が、会場を彩りました。DIYが得意な新郎のお父様のハンドメイドのオブジェもあしらって。
新郎の弟さんはデニムが大好き。弟を中心に新郎家で作ったウエルカムボードは、意図せずデニム紫陽花とコーデ。エスコートカードは、白枠のボードも新婦の手作り。
一番に花嫁姿を見てもらいたかった祖父母と一緒に。90歳を超えるおじい様がマイクを取って「孫が可愛くてね。会うたびに嬉しいんです」と語る場面も。
「結婚式の準備は一緒にさせてもらって楽しくて。今日はふたりとも友人に恵まれたんだなと思いました」との新郎のお母様の言葉に、新婦の目から涙が溢れていました。
冨沢 大地さん & 美里さん
2017年1月28日の婚姻届提出からウエディングイベントなどに参加し、そこで出会ったプランナーと“新しい形のウエディング”を計画してきたふたり。昨年9月にバリ婚。約8カ月後にこの日を迎えました。